・SHURE PG58
桜田麩が実際に使っているマイク。
マイクには大きく分けてダイナミックマイク(カラオケのマイク)とコンデンサーマイク(スタジオのマイク)の2種類があるが、こちらはダイナミックマイク。
またSHUREというメーカーは世界的に有名なメーカーで、マイクならとりあえずSHUREを選んでおけば大きく道を踏み外すことはない。
その中でも世界中で使われているボーカルマイクをSM58といい、これはもはや一般常識レベル。
ただこのマイク、歌を録る分には間違いないが、低音域をよく拾うマイクで、声がモゴモゴして聞こえがちなので、個人的にはセリフやナレーションには不向きであると思っている。
そこでオススメなのがこのPG58である。
SM58とくらべても安価で買うことが出来るし、比較的クリアでフラットな声を録ることが出来る。
マイク選びに迷ったら、とりあえずこれを一本買って活動を始めてみてはいかがだろうか。
・BEHRINGER XM8500
桜田麩が実際に使っているマイク。
あまり大きくない電気屋にも2000円前後のダイナミックマイクは売られているが、基本的にこの価格帯のマイクはオススメできない。
ただこのマイクに関しては例外で、3000円でお釣りが来る価格でありながら、意外とクリアな音が録れるスグレモノ。
PG58と、予備にこの一本を持っておくというのは大いにアリ。
・Rode NT1-A
桜田麩は使っていないが、お世話になっているボイスコさんはだいたい使っているようなのでオススメ。
コンデンサーマイクはダイナミックマイクと比べて耐久性に難があると言われているが、このマイクは比較的逆境に強いとのこと。
音もクリアに録れるので、お金に余裕ができたり、経験を積んでワンランク上のマイクが欲しくなった時には購入を検討するのもいいだろう。
・audio-technica AT2050
桜田麩が実際に使っているマイク。
上記のNT1-Aと同じくコンデンサーマイクと呼ばれるもの。
audio technicaのコンデンサーマイクでも比較的安価なモデルでありながら、非常に低ノイズでフラットな音声を収録可能。
NT1-Aは高音域に癖のあるマイクとされているが、このAT2050は声に余計な味付けをしない非常に素直なマイク。
演者の声そのものを忠実に再現してくれるため、ボイスコやネットラジオのパーソナリティなら持っておきたい一本である。
コンデンサーマイクは基本的にスタジオ仕様のため、デザインもかっこいいものが多いのでそういう意味でもオススメ。
またせっかくのコンデンサーマイクなので、ケーブルも楽器屋の店員さんなどに聞きながら慎重に選ぼう。
・SHURE SRH440
ヘッドホン。桜田麩が実際に使っている。
安物のスピーカーやヘッドホンでは聴こえなかった音が聞こえるようになる。編集の時には正確な音を聞かなければ正しい編集ができないため、ある程度のレベルのヘッドホンやスピーカーは必要不可欠。
また編集でも深夜の作業でも隣人に迷惑をかけない。
セリフ録りにはなくてもどうにかなるが、この手のかっこいいヘッドホンをつけるとこれから収録するぞというスイッチが入る。
演技の録音はシラフではなかなか出来ないものなので、あの手この手でメンタルを操作することも大事である。
・Steinberg UR22
オーディオインターフェイスと呼ばれる機材。
パソコンのマイク端子にマイクを直挿しすると、録音の際に本体内の電気的なノイズを拾ってしまうため、せっかく収録した声にはかなりのノイズが乗ってしまう。
またマイク自体の音質の良さも発揮することが出来ない。
そこで必要なのがこのオーディオインターフェイスである。
この機材にマイクを挿し、パソコンにはインターフェイスをUSBで接続する。
これにより録音にパソコン内部のノイズが乗ることを防げ、より高音質での録音が可能。声を録音するには必要不可欠な機材。
中でもこのUR22は安価でありながらワンランク上のインターフェイスに劣らない高音質での録音が可能である。
頼りがいのある重量感や、プロユースっぽい見た目も素晴らしい。
・dbx 286S
桜田麩が実際に使っているマイクプリアンプ。
実はマイクで拾った音は非常に小さく、インターフェイスで得られるゲイン(音量)だけではラインレベル(適正な音量)に至らない。
また、マイクレベルの音声を編集でラインレベルに持って行く場合、どうしても周りの微弱なノイズまで大きく増幅されてしまうという問題もある。
そこで、マイクで拾った小さな音をラインレベルに持ちあげるのがこのマイクプリアンプである。
編集で音量を持ち上げずともすでにラインレベルで録音されるため、結果として小さいノイズで音声を適切な音量にすることが出来る。
286Sは安価でありながら高性能なマイクプリアンプである。
十分なゲインを得られることはもちろん、ノイズなどの微弱な音を減衰させるエキスパンダーゲート、歯擦音を抑えられるディエッサーがついており、ボイスコのセリフ録音やネットラジオの収録の際には大いに活躍してくれる。
ただしキャノン端子がひとつしかないため、マイクを一本しか扱うことが出来ない点には注意が必要。