・メールチェックは毎日する
プロジェクターからの連絡は重要な内容であったり、返信が必要であるものが多い。と言うより私用でメールを送ることはよほど仲良くならない限りはないので、ほぼすべてにおいて返信が必要であると思うべきだ。
返信をするにはある程度まとまった時間が必要でも、チェックだけなら数分あれば出来るはず。
桜田麩はiPhoneやタブレットなどの端末でもメールをチェックできるアプリを入れることを推奨している。
どこでもメールチェックが出来るだけでなく、場合によっては出先で返信も可能になり、より迅速な対応ができるようになる。プロジェクター側から見て、連絡面での対応が早いクリエイターには信頼を置きやすい。
・自分の近況がわかるものを更新しておく
SNSやブログなど、自身の近況報告はなるべくしておいたほうがいい。
これがあるのとないのとでは、プロジェクター側から見た印象が全く変わってくる。もちろんマメに更新されていたほうが良く、「ちゃんとホームページを管理、更新しているということは、それだけ依頼の連絡も見逃しにくい。また仕事も精力的にこなしてくれる」と思ってもらえる可能性が高い。当然プロジェクターとしてはそういう人に依頼をかけたいものだ。
ただし、メールの返信や依頼を怠っておきながらツイッターなどを頻繁に更新するのは印象が悪いので注意。
・SNSなどでそれとなく企画の話題をちらつかせる
これは本当にやってもやらなくてもいい部分ではあるものの、プロジェクターとしてはそれを見かけた時に少し嬉しかったりする。モチベーションが上がる。
ただ話題としての取り上げ方には注意が必要で、内容を語ったりしてはいけない。当たり前だが企画内容の公開時期はプロジェクターの一存によってのみ決められるものだ。それを無断で公開するのは、大げさに言えば守秘義務違反とも取れる。本当の仕事であれば罰せられるケースもあるので要注意。
取り上げ方としては、
「新しいボイスドラマの依頼をいただきました!今脚本チェックしていますが面白そう!こういう話って結構好きです。いい作品になるよう頑張ります!」
くらいで十分である。こういう一言がツイッターにあったりすると依頼したプロジェクターは嬉しかったりするので、余裕があればやってみよう。
またホームページを持っているなら、自身の仕事履歴などのコンテンツに企画のサイトのリンクを貼ってみても良い。プロジェクターは自分の企画を宣伝されると嬉しいものなので、たとえ勝手に貼っても怒る人はほぼいないと思われる。
ただ、念のためプロジェクターのホームページにリンクについての記述があるかをチェックしたり、場合によってはメールなどでリンクの許可を得てから貼るなどしよう。
また、依頼をくださった相手への敬意を忘れないこと。